2026年07月23日
【最新版】共働き家庭の夏バテ・熱中症対策|子どもとママ・パパを守るために今日からできること
はじめに
「なんとなく体がだるい」「子どもの食欲が落ちている」——そんなサインを感じたら、それは夏バテや熱中症の初期症状かもしれません。
2026年は、環境省と気象庁が7月7日、7〜8月が1年で最も気温が高くなる時期であり、夏休み期間中の屋外活動増加とあわせて熱中症リスクがいっそう高まるとして、早めの予防行動を呼びかけました。東京都でも7月2日に熱中症警戒アラートが発表されており、今年は例年以上に警戒レベルの高い夏になっています。
さらに2026年度からは、都道府県内のすべての観測地点で暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測された場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」という、従来より一段階厳しい制度の運用が始まっています。「去年と同じ対策で大丈夫」とは言えない年だからこそ、今のうちに家庭の対策をアップデートしておきましょう。
子どもの熱中症・夏バテのサインを見逃さない
子どもは体温調節機能が未発達で、大人より熱中症になりやすいと言われています。次のようなサインが見られたら要注意です。
顔が赤い、汗のかき方がいつもと違う(急に汗が止まる場合も危険サイン)
ぐったりしている、機嫌が悪い、いつもより元気がない
食欲がない、水分をあまり摂りたがらない
おしっこの回数・量がいつもより少ない
水分補給の目安:喉が渇く前に、外遊びや入浴の前後、起床後・就寝前など「タイミングを決めて」こまめに摂らせるのが基本です。塩分も同時に失われるため、大量に汗をかいた日は麦茶だけでなく経口補水液や薄めたスポーツドリンクも選択肢に入れましょう。
室内環境の目安:エアコンで室温28℃前後・湿度60%以下を目安に調整し、「今日は室温が高いから外は危険」という日は無理に外遊びをさせない判断も必要です。暑さ指数(WBGT)は環境省熱中症予防情報サイトで地域別に確認できます。
外遊びの時間帯:気温が上がりきる前の午前中の早い時間や、日が傾いた夕方以降を選ぶだけでもリスクは下がります。
2. 忘れられがちな「親自身」のケア
子どものケアに気を配るあまり、自分の不調は後回しにしていませんか。働きながら育児をしていると、次のようなサインが夏バテと気づかれにくいまま蓄積しがちです。
立ちくらみ、ぼーっとする時間が増えた
寝ても疲れが取れない
食欲がわかない、食事が偏っている
対策として特別なことは要りません。
①冷房の効いた室内でも湯船に浸かって自律神経を整える
②三食のうち一食でもたんぱく質とビタミンB1(豚肉、うなぎ、豆類など)を意識する
③「今日は無理」と感じた日は家事の手を抜く
の3つが基本です。ただし、めまいや吐き気が強い、意識がぼんやりするといった症状がある場合は夏バテの範囲を超えている可能性があるため、我慢せず医療機関を受診してください。
3. 「全部自分でやる」をやめる選択肢
夏場は、通常の育児・家事に加えて「子どもの体調変化への目配り」「エアコン管理」「水分補給の声かけ」が加わり、負荷が跳ね上がる季節です。共働き家庭にとっては、この負荷を1人で抱え込まないことが、結果的に家族全員の体調を守ることにつながります。
保育園のお迎えだけでも猛暑日はつらい → お迎え代行にシッターを活用する
体調を崩した日に仕事を休めない → 病児保育対応のシッターに相談する
「今日だけどうしても人手が欲しい」 → 当日依頼可能なシッターサービスを事前に把握しておく
ママココでは、こうした急な依頼にも対応できるシッターを地域・条件別に探すことができます。「頼れる選択肢を知っている」こと自体が、夏を乗り切るための予防策のひとつです。
4. こんな症状が出たら、迷わず病院へ
以下のサインが見られる場合は、夏バテの範囲を超えた熱中症の可能性があります。涼しい場所への移動と水分補給を行いながら、症状が改善しない・悪化する場合はためらわず医療機関を受診してください。
呼びかけに反応が鈍い、意識がはっきりしない
けいれんがある
自力で水分を摂れない、繰り返し嘔吐する
体温が高い状態が続く
まとめ
年々厳しい夏で、公的機関が強く注意を呼びかけています。
「水分補給」「室温管理」「無理をしない外遊び」という基本を、子どもだけでなく親自身にも当てはめること。そして、負荷が高い日は一人で抱え込まず、シッターという選択肢も含めて頼れる体制を事前に整えておくことが、家族全員で夏を乗り切る一番の近道です。
出典
環境省・気象庁「熱中症予防を万全に!」(2026年7月7日発表)
千代田区 熱中症警戒アラート情報(2026年7月2日発表分)
環境省 熱中症予防情報サイト「熱中症特別警戒アラート」制度概要(2026年度運用)
※本記事は一般的な予防情報であり、医学的アドバイスに代わるものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。